どうも!主婦歴19年・ママ歴18年の「kei…」です☆
現在3歳~18歳の子供3人を育てています。今回は7歳の次男が突然卵アレルギーを発症したときのことと現在の様子をお話しする記事です。
目次
卵アレルギーは突然に。
次男はもともと卵が苦手。親子丼やゆで卵など卵がメインでどーん!みたいな料理は食が進みません。これは離乳食の頃から筋金入りで、卵を混ぜたパンケーキはなぜか食べる前にバレ、手を付けない。(当然卵を入れたことは言ってないし見せてもいない)
卵を抜いて作ったものはパクパク食べるという具合でした。(当時卵はあの手この手で食べさせました)ただ、保育園の給食で出たものはきちんと食べていたようです。
で、小学校に入学し2日後には給食が始まるというタイミングに事件発生。
突然目を痒がりものすごい勢いで目をこする
この日は入学してあと2日後には給食が始まるというタイミング。まだ、新居の引渡し前で実家に居候している期間で、私・次男・末っ子の3人と、ばぁばで晩御飯を食べている時でした。
珍しく「卵ご飯が食べたい」と次男からのリクエスト。生卵を食べたことがなかったので一瞬悩みましたが、小学生になったこと、少し前に温泉卵を食べても何ともなかったこと、夫や私、長男、次男、末っ子に食物アレルギーは今までないことから、大丈夫だろうと判断しました。
私は缶酎ハイを飲みながらふと次男の方を見るとものすごい勢いで目をこすってる・・・!慌てて食べるのを止めさせました。この時食べた量は子供の小さいスプーンに2口ほど。
目のかゆみ症状が出た後は喉の違和感、のどの痒み、咳、と続きましたが、大事には至らず。でもあとから症状が悪化するかもと酔った頭をフル回転させ経過を観察しました。しばらくは何もなく、ただ夜中に「お腹痛い」と何度かトイレに行っていました。(少し下痢気味)
幸い、朝には症状もなくなり、本人も大丈夫だし学校に行きたいとのことだったので、連絡帳に夜の出来事と、日中もし異変があれば連絡してほしい旨を書いてお見送り。病院は午後からの診察を受け、現在は緊急のアレルギーを抑える薬を常備しています。
参考までに次男の症状は、上記の表で言うところのグレード1の内容でした。
後悔と長く感じた夜
お酒飲んでるし、夜だし、旦那も長男もまだ旧家にいるし、ばぁばは車の運転できないしで、後悔がどっと押し寄せて何かあったらどうしようとスマホを握りしめていました。
もともと次男は熱性けいれん・喘息・アレルギー性鼻炎持ち。呼吸困難になったらどうしよう、とかけいれん起こしたらとか持病に絡んで悪化したら、とぐるぐる。温泉卵が大丈夫なら・・・とか年齢が・・・とか簡単に考えすぎだったと猛省しました。
しかもよりによってお酒を飲んでる夜に食べさせるなんて・・・。この日は朝方までずっとそばで経過観察をしていました。
下記のサイトが受診目安について分かりやすく書かれています。
子どもが食物アレルギー?専門医が教える「受診の目安」と「意外な落とし穴」|講談社
卵アレルギーと次男と小学校
給食が始まる2日前ということで、学校にも急遽アレルギー対応をしていただくことに。
なんでも岡山県では、アレルギー対応は食べるか食べないかの二択らしく、食べないのなら申請をし該当する給食の日は代替のお弁当を持参。食べるなら申請はせず、該当の日も持参不可、となるらしい。
次男の場合、いままで加熱した卵製品は食べれていたのでと思ったけど、お弁当を持参する対応となりました。
(参照:「岡山県学校給食等における食物アレルギー対応方針」について|岡山県庁)
今まで食べられた物も警戒
次男はアイスやお菓子、パン、マヨネーズなどの卵が入った食べ物大好き。ですが、大事を取って一旦禁止にしました。
今まで食べれていたものが食べられないって結構つらいですよね。なので、できるだけ日中に今まで大丈夫だったものを少しずつ再開。アイスやお菓子は大丈夫そう、ハンバーグなどつなぎで使われているものも大丈夫、と少しずつ今まで通りに。
再開できなかったものはマヨネーズと温泉卵でした。マヨネーズはすぐにスーパーで卵不使用の商品を探して、温泉卵は普段食べる機会はそんなにないのでスルー。困るのは外食や総菜を買うときで、自覚が薄い次男と夫に任せると、すぐに忘れてマヨネーズを使ったサラダとかをチョイス。(!)
家でもしばらくはうっかりカレーに普通のマヨネーズをかける(!!)ことがあり「目がかゆい・・・」とか「お腹痛い・・・」とかなってました。(幸いにもすぐ治まる)
購入したのは日清オイリオのマヨドレ。
普段使っているキューピーマヨネーズとほとんど味が変わらずおすすめ☆
小学校の対応と盲点だったこと
小学校では非加熱の卵は出てきませんが「食べるか食べないかの2択」。次男の場合医師からの許可がないので、該当する日は代わりのおかずを持たせます。献立表やアレルギーの家庭に配られる成分表を参考に、おかずを考えますが(できるだけ似たようなものにするために)無理な日は冷凍食品の頼ることもしばしば。
困ったのは、遠足の日。お弁当はリクエストに答えつつ卵製品のないものにしましたが、なんと、お友達とお弁当のおかずを交換していたことが判明!遠足では先生の目が行き届かず、自覚薄い次男は楽しいお弁当タイムを過ごせたらしい・・・。(帰宅後に嬉しそうに教えてくれた)
もちろん、次男にはこんこんとお説教&説明。次男は卵アレルギーなのでしんどくならないようにママが毎日気を付けていること、もしお友達のお弁当を食べてアレルギー症状が出たらどうなるのか、お友達もそのお母さんもつらい・いやな気持になること、そもそもお弁当は自分の子供に食べてほしくて作っていることなど、思いつく限りのことを説明。
先生には後日、アレルギーの面談時に相談しておきました。
大人たちがどんなに気を付けていても、見てないところで食べたのではどうしようもないなと思った出来事でした。
現在の次男と卵アレルギー
現在は週に1回卵を食べる日を設け、固ゆで卵から徐々に火の通りの緩いものへという練習をしています。
ただし、温泉卵を食べると高確率で「お腹痛い」というのでやはり加熱が弱いものはダメそう。夏休み中には負荷試験を行う予定でいます。
温泉卵は食べれないけどアイスは平気
現在食べれるものは、しっかりと加熱されたものとアイス、お菓子。卵がメインの料理はアレルギー発症以来怖くて食べさせていません。負荷試験が終わったら徐々に作ろうかな・・・。
ところで、アイスに入っている卵って非加熱じゃないのかな?先生も「温泉卵は食べれないのに?」みたいな顔してたけどどうなんだろうか・・・。
今のところ平気で食べています。次男のお気に入りのアイスはクーリッシュ。
卵の負荷試験
先日学校の先生から「医師の許可があれば学校給食の卵は加熱してあるので食べれますよ!」と教えてもらったので(今更)早速主治医に相談。負荷試験を受けることになりました。
次男は「加熱済みの卵は大丈夫」という医師のお墨付きをもらえればよいので、温泉卵は中止。また試験の2週間前から加熱・非加熱問わず卵・卵製品など一切禁止に。(ハンバーグなどのつなぎとか衣とかもダメ)
当日は病院でゆで卵を食べて経過観察するそうです。(表で言う日常摂取量の加熱全卵1個を食べる予定)これをパスすれば次男念願の「みんなと同じ給食を食べる」が実現します。
この体験を通して今思うこと
発症したのが夜だったこと、お酒を飲んでいたこと、夫がまだ引っ越してきておらず対応できる大人がいなかったことなど、とても怖く長い夜でした。
幸い、次男の症状は軽くすぐに軽快したため良かったのですが、もし悪化していたらと思うとぞっとします。今まで食べていたものが急に食べれなくなったことで、次男も私も夫も戸惑いが多く、今も「これは食べてもいいのかな?」と手探り状態。
3歳の末っ子にも今後同じことが起こる可能性もあるため、今回のことを忘れずに慎重に進めなければと気を引き締めました。
次男、負荷試験クリアして、早くみんなと同じ給食が食べれるようになるといいね。
以上、次男が卵アレルギーを発症したときのお話でした!