どうも!主婦歴19年・ママ歴18年の「kei…」です☆
この記事ではめんどくさがりで家計簿が続かない主婦代表「私」が家計簿が続かない理由や家計簿の種類について書いています。
家計簿が続かなくて悩んでいるの人の参考になればうれしいです。
家計簿が続かないのはなぜ?
「家計簿を書かなくては」と思えば思うほどめんどくさい。それが家計簿。3日坊主になってしまう理由として主に以下の4つが考えられます。
家計簿が続かない理由
- めんどくさい
- 家計簿を開く暇がない
- つい先延ばしにしてしまう
- よくわからない支出がある
4つの理由は最終的に「めんどくさい」に繋がります。そう。めんどくさいのです。
①めんどくさい
真っ先に浮かぶ理由としては「めんどくさい」ではないでしょうか。家計簿を出して、ペンを出して、電卓を用意して、レシートを整理して…。
レシートが溜まっている、謎の出費がある場合などはさらにめんどくさいです。
②家計簿を開く暇がない
家事に育児に仕事に忙しい!ほんの少しの空き時間に家計簿なんて出してられない。
「あとで書かなくちゃ」「財布に溜まったレシート片づけなくちゃ」という気持ちは頭の隅の方にあるんですけどね。
③つい先延ばしにしてしまう
「今日は疲れているからまた明日」と思っているうちにやらなくなってしまうパターンです。
「ダイエットは明日から♪」現象ですね。そうこうしているうちに、増えるレシート、増える使途不明金。それを見てさらにやる気を喪失していくのです…。
④よく分からない支出がある
やっと重い腰を持ち上げて書き始めたのに、どんどん出てくる使途不明金。何度計算し直しても合わない。何に使ったのか思い出せない。こうなると一気にめんどくさくなります。
ほとんどの使途不明金は、自販機とかのレシートのない物のちょこっと買いや、何かを建て替えて支払ったことにより発生します。(自分調べ)
家計簿はそもそも何のためにつけるの?
そもそも家計簿は「毎月何にどれだけお金が必要なのか」というお金の流れを把握するためにつけます。
お金の流れが分かれば自然と無駄遣いやお金への不安も減りますよ。
①お金の流れを把握する
家計簿を書くことでお金の流れがわかるようになります。収入と支出を書き出すことで「毎月何にどれくらいのお金がかかっているのか」を把握。
家計簿は毎月記録することで、データが蓄積され、自然とお金の使い方や、いつどのくらいの予算が必要なのかがわかるようになります。これが、家計の見直しや貯蓄などへ繋がるのです。
(参照:家計簿の初心者でも分かる!家計簿の種類や付け方を徹底解説|常陽銀行)
②無駄遣いがわかる
お金の流れを把握すると、無駄遣いも見えてきます。この支出がなければ●●に使えたのに...など。
節約をしたりや貯蓄を増やしたりするには、無駄遣いを無くしていくことが大切。まずは、何が必要ない出費だったのかを見つけましょう。
③お金への不安を減らす
毎月の出費のデータが溜まると「いつ」「何に」「どれくらい」お金が必要なのかが見えてきます。例えば「クリスマスやお正月にはプレゼントやお年玉が必要、予算は2万円」「いつも夏は旅行に行く、予算は5万円」など。
いつどのくらいの予算が必要なのかわかれば、前もって積み立てておくなどの準備ができます。あらかじめ分かっていれば慌てなくて済みますね。
各家計簿のメリット・デメリットを知ろう
家計簿と一言で言っても、たくさんの種類があります。それぞれのメリットやデメリットを理解して自分に合うものを選んでみましょう。
選ぶときは1つではなく、良いとこどりで組み合わせるのもおすすめです。
全部試した「私」から見たメリット・デメリットだよ!
①市販の家計簿
市販家計簿のメリット・デメリットです。
メリット
デメリット
- 項目などがすでに記載されている
- 書き込む手間が少ない
- 日記感覚で書き込める
- 自分の生活に合わない項目や足りない項目がある
- デザインと内容の両方が理想のものとは限らない
- ほとんどが1日始まりで給料日によっては管理しづらい
市販の家計簿はすでに項目が記入されているため、すぐに書き始めることができます。必要な項目がよくわからない人や、手間を減らしたい人に向いているのではないでしょうか。
一方で、あらかじめ記入されている分自由度は少なく、自分に合わない項目や記入方法をしなければならにことも。合うかどうかは購入時にはわからないことがほとんど。書き始めてから分かるパターンが多いです。
②手書き家計簿
手書き家計簿のメリット・デメリットはこちら。
メリット
デメリット
- 好きなノートに書くことができる
- おしゃれな家計簿フォーマットが配布されている
- 好きな項目・好きな日付で始められる
- 自由度が高い
- 自由度が高い分、項目やレイアウトが難しい
- フォーマットを印刷しない場合、毎月の手間が増える
手書き家計簿の良さは自由度の高さ。項目や記入方法、締め日など好きなようにカスタマイズができます。また、インスタなどでもおしゃれな家計簿のフォーマットが配布されているなど、自分に合うものを見つけやすいのではないでしょうか。
デメリットは、自由度が高いゆえに項目やレイアウトが難しいこと。また、ノートに手書きの場合であれば、毎月一から書き込む手間が増えることになります。ルーズリーフなどにコピーすると楽ちんです。
③エクセル家計簿・スプレッドシート家計簿
エクセル・スプレッドシート家計簿のメリット・デメリットです。
メリット
デメリット
- 金額を入力すると自動で計算してくれる
- 電卓や紙、ペンなどが必要なく記入のハードルが低い
- 好きな時にスマホやパソコンから見ることができる
- 入力自体は5分~10分程度で完了し簡単
- 家計全体の流れが分かりやすい
- エクセルやスプレッドシートに慣れていない人は最初の設定が面倒
- 紙の家計簿のように日記代わりにはしづらい
エクセルやスプレッドシートは金額を入力すると自動で計算してくれるため、とっても楽ちん。家計全体の流れも把握しやすいのもメリットと言えます。
ただし、自動で計算してくれるよう最初に設定する必要があったり、項目なども自分で決めて入力・設定しなければなりません。パソコンが苦手な人やエクセル・スプレッドシートにほとんど触ったことがない人にはハードルが高いと言えます。
スプレッドシート家計簿を始めてみたい人は下記の記事を読んでね!
自作のスプレッドシート家計簿で家計管理してみよう!
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④家計簿アプリ
家計簿アプリのメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
デメリット
- スマホで簡単に入力できる
- 自動でグラフや表にしてくれる
- レシートを読み込むだけで入力できるアプリも
- パートナーと共有できるアプリもある
- 無料で使えるものがほとんど
- 日々の買い物の記録がつけやすい
- 自由度は低い
- 広告がいちいち表示される(広告解除は課金が必要)
- サポートや運営が終了してしまうと使えなくなる可能性
- バグでデータが消えることがある
レシートの写真を撮るだけで自動で記録してくれるもや、パートナーと共有できるものまで、便利機能が多いイメージの家計簿アプリ。無料のものでも十分使いやすく、とくに日々の買い物の記録にはかなりおすすめです。
合わなければ、すぐにやめて違うものを試せるのもポイント。しかし、無料のものは広告の表示や使えない機能があるのも事実。時折レビューで「データが消えてしまった」という声も見られます。
レビューやサポート内容をしっかりチェックしてから使用しましょう。
⑤袋分け家計簿
袋分け家計簿のメリット・デメリットです。
メリット
デメリット
- 予算や残高が分かりやすい
- 書き込む手間が減る
- 生活費など手元で管理・使用する項目に使いやすい
- 手元で現金を管理する必要がある
- クレジットや引き落としなどの項目にはあまり向いていない
袋分け家計簿とは、項目ごとに分けた封筒やポーチなどに、あらかじめ予算を振り分けておくもの。項目ごとに現金を分けておくので、あといくら使えるのかが一目で分かります。特に現金派の人なら管理しやすいかもしれません。
この方法では現金を手元で管理するので、キャッシュレス派の人や金額が大きくなる項目には不向きと言えます。自宅に現金を置いておきたくない人にもおすすめできません。
食費などの生活費のみを週ごとに分けて管理する、くらいがちょうどいいかも。
家計簿同士を組み合わせるとさらに続けやすい
家計簿は組み合わせることで欠点を補うことができる場合も。例えば、買い物などの日々の管理は家計簿アプリ、家計全体の管理はスプレッドシート家計簿など。
とにかく、お金の流れを把握できる仕組みを作ることが大切です。
私が一番続いている方法。
締め日にアプリで管理していた支出合計額をスプレッドシートに入力してるよ!
家計簿を続けるためにストレスは大敵
家計簿を続けるにはストレスを減らすことが大切。スムーズに記録できるような環境を作ることがカギとなります。ざっくりとしたルールを決める、家計簿と必要な道具をひとまとめにしておくなど、できる範囲で整えておきましょう。
家計簿を簡単につけれる仕組みを作る
家計簿の用意をできるだけ簡単にしましょう。家計簿を書く場所の近くや、財布の近くなど、関係する場所の周囲に準備しておくと少しハードルが下がります。
家計簿を書くために必要なペンや電卓などもまとめて置くとなお良しです。
他にも、日々の支出(食費など)はスマホのアプリで入力しておくとレシートがすぐ処分できるのでおすすめ。項目や目的に合わせて便利ツールを活用しましょう。
細かく書こうとしない
1円単位できっちり書くのは、まめに記録できる人や書くことが好きな人ならいいですが、そもそもめんどくさくて続かなかった人には向いていません。
どうしても細かく把握したい項目以外はざっくりでも大丈夫。例えば支払に必要な実際の金額が5,216円なら5,300円とか5,500円、6,000円などキリの良い金額にしておきます。
少し残る分はそのまま貯めておけばちょっと足りないな、という時などに役立ちますよ。
少額の使途不明金は目をつぶる
使途不明金が発生しても、金額によっては無視して大丈夫。自分の中で「この金額内なら使途不明金があっても気にしない」などルールを決めておくとイライラしません。
また、予算が余った時に少しずつプールしておけば使途不明金の補填ができるので、残高が合わないのが気になる人におすすめ。
※プール金はなかったお金として予算に含めない
家計簿付けははゆるくても大丈夫!
この記事をまとめると下記のようになります。
記事のまとめ
- 家計簿が続かない原因は「めんどくさい」環境と方法だから。
- 家計簿は書くことではなく、お金の流れを把握することが目的。
- 自分の性格や環境に合わせた方法であれば続けやすい。
意気込んで細かく書こうとするとかえってストレスになることも。毎日家計簿を書けなくても、スマホアプリを使ったりざっくり袋分けしたりすれば、使途不明金が減り挫折しにくくなります。
保管場所や記入する場所、タイミング、家計簿の種類な改善ポイントはたくさんあります。
家計簿を続けるには、自分の性格や生活パターンなどに合わせた方法を見つけることが大切。まずは、続けやすい組み合わせを見つけましょう。
それでは!