卵アレルギーを発症した次男が負荷試験を受けた理由や実際に負荷試験を受けたときの流れを紹介します。
あくまでも次男の負荷試験の体験談なので、アレルギーの内容や体質、病院の方針などで全ての人が紹介したような流れではないことを理解して読み進めてくださいね。
この記事で読める内容
「こんな感じなんだ〜」という参考になれば幸いです。
目次
次男が負荷試験を受けた理由
次男が負荷試験を受けた主な理由は2つ。本人の希望と私からの希望です。
本人の希望が負荷試験を受けることに決めた1番の要因でした。
小学校の給食「みんなと同じものを食べたい」
卵アレルギーを発症してから、卵の入った給食の時はお弁当を持っていっていました。できるだけ似たような感じのものを作って持たせてはいましたが、やっぱりみんなと同じものが食べたい・・・。荷物も増えるしね。
小学校入学で楽しみにしていたことの一つが給食だったので尚更残念がっていました。
本人に「負荷試験を受けて許可が出ればみんなと同じように給食が食べれるけどやってみる?」と聞いてみたところ「給食が食べれるようになるならやる」とのことだったので負荷試験を受けることにしました。
家族で何かを食べるとき安心して「好きなものを気にせず食べさせたい」
アレルギーがわかってすぐの頃は、アレルギー表示をチェックしできるだけ卵は避けていましたが、今まで食べれていた分、本人や家族の認識が甘くうっかり食べることがたびたび発生・・・。
特に外食やコンビニで何かを買うときは私の知らないうちにマヨネーズが使われたものをチョイスしてるし、ヒヤヒヤすることばかり。せめて「加熱済み」や「つなぎ」は大丈夫というお墨付きをもらって、少しでも気にせずに食べれるものが増えたらいいなと思いました。
あと、単純に学校に持って行く代替品を考えて用意するのが負担・・・。(料理不得意)
負荷試験の流れ
実際に次男が負荷試験を受けた時の流れを紹介します。
負荷試験の流れ
- 医師の診察を受ける
- ゆで卵を食べる
- 病院内で様子を観察
- 再度医師の診察
- 小学校に提出する書類を書いてもらう
- 帰宅
何のアレルギーかや重症度、体質よって試験の流れや方法は違うと思うので参考程度にご覧ください。
医師の診察を受ける
病院で医師の診察を受けます。当日の体調はもちろん、前日までの体調や様子を確認してから試験を始めます。
この時、試験内容や試験中の注意事項を再度説明していただきました。不安なことや気になることがあればしっかり聞いておきましょう。
ゆで卵を食べる
診察を受けて医師から試験の許可が出たら実際に卵を食べます。看護師さんに食べ始めた時間をチェックしてもらい、どのくらい食べたかも報告。
次男の場合は「固ゆでの卵を半分食べる」でしたので、指定された量を食べた報告をしました。コンビニのゆで卵の方が塩味が効いてて食べやすいと思います。
病院内で様子を観察
食べ終えたら院内で決められた時間待機し、様子を観察します。看護師さんが時々様子を見に来てくれましたよ。
↑こんな感じで些細なことも見に来てくれたタイミングで報告。
(体調が明らかに悪くなったらすぐに看護師さんや医師を呼びましょう!)
大したことないと思っても、急激にアレルギー症状が悪化することもあるので注意してください。
再度医師の診察
規定の時間まで過ごしたら再度診察を受けます。アレルギー症状の有無などを確認してもらい、帰宅後の注意事項などの説明もありました。
病院では症状がなくても、あとから現れる場合もあるんだとか。(怖い)
小学校に提出する書類を書いてもらう
試験が問題なく終了できたら、小学校に提出するための書類を医師に書いてもらいます。
提出書類は小学校からあらかじめいただいていた物。自治体や学校、病院によって違う場合もあるのでそれぞれで確認してください。
帰宅
書類を受け取り、受付を済ませて帰宅です。帰る前に看護師さんから帰宅後のことについて再度説明がありました。
次男は帰宅後体調を崩すことはありませんでしたが、しばらくドキドキしたのを覚えています。(本人は何も気にしてない)
無事に試験をパスし書類提出完了。晴れてみんなと同じ給食を食べれるようになりました!
やったね!!
負荷試験を受けるときは暇つぶしグッズを持参するのがよき
負荷試験は摂取したあと院内で待機します。(1時間〜2時間くらいだったかな?)
この時、次男の場合は個室のようなところで過ごしましたが、特に症状もなく何もない部屋でただぼーっとするだけ。下記のようなアイテムを持参するのがおすすめです。
暇つぶしアイテム例
- 携帯ゲーム機(Switchなど)
- タブレットやスマホ
- お絵描きグッズ
- シール
ただし、いくら暇でも病院の中なので携帯ゲーム機の使用や動画視聴などは音量を下げるかイヤホンを使う、といった配慮を忘れずに。
静かに待てるように工夫してください。
負荷試験を受けるときに指示された注意事項など
負荷試験を受ける時は事前に試験の流れや注意事項の説明があります。
必ず説明にしっかり目を通し、疑問点や不安は早めに相談しておきましょう。
医師からの指示を守る
当たり前ですが、医師や看護師からの指示は必ず守ってください。薬の服用や日常のこと試験を受けるときのリスクなど様々な注意事項があります。指示を守っていないと負荷試験を受けれない場合もあるので気をつけましょう。
次男の場合は喘息があったためアレルギーを抑える作用のある薬を服用しています。そのため負荷試験では「◯日からこの薬の服用をやめてください」という指示が出ました。
このような時は本人や家族にも説明し、間違えて服用しないように保管場所を一時的に変えるなど工夫するのがおすすめです。
負荷試験2週間前はアレルギー源が使用されているものを必ず避ける
負荷試験予定日の2週間前から対象の食品の摂取がNGになりました。次男は卵なので、卵を使ったものは全て禁止。つなぎだろうと衣だろうと加熱してあろうととにかく食べれません。
一度誤ってミートボールを食べてしまい、大慌て。(6個入り1袋を食べちゃった)
ミートボールには卵が含まれています。気付いた時点で病院に連絡し正直に食べたものと量を報告。すぐに医師に確認してもらい「今回は大丈夫だけど次はない」(要約)と許しを得ました。
食べたものや量によっては試験延期になっていたかもしれません。(汗)
体調不良など異変があった場合には必ず医師に相談する
試験当日はもちろんそれまでに体調不良があれば相談しておきます。体調が悪い時に試験を行うとアレルギー症状が強く出るリスクが高まり危険です。
気になることはしっかり相談してできるだけ万全の状態で臨みましょう。
現在の様子
現在は加熱済み卵は問題なく食べれています。アイスも相変わらず大好き。給食も代替品を持って行く必要がなくなり、私の負担も減りました。
みんなと同じ給食を食べれるようになって本人は嬉しそう。
ただ、現在も通常のマヨネーズを食べると怪しい症状が出る確率が高めです。(目の痒み・お腹を少し下す)
食べても平気な日があるのが謎ですが、基本的には卵の入っていないマヨネーズを使っています。
卵アレルギーの負荷試験【体験談】まとめ
次男の場合アレルギー症状は軽度で、負荷試験も特に問題なく終えることができました。
アレルギー症状が強く出るなど、人によっては入院が必要な場合もあるようなので必ず主治医の判断や指示に従いましょう。
気になることや不安なこと、体調面などを負荷試験を受けるときにしっかり相談しておくことも大切です。家族や本人にも試験の内容や注意事項を共有して協力してもらうのも重要ですよ!
それでは☆